夏休み一日目は、上野公園をより先にある
旧岩崎邸庭園に行ってきました。歴史的建造物大好き。
この邸宅の敷地一帯を買ったのが
三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎氏だそうですが
この岩崎氏、坂本龍馬とも親交があったことが
大河ドラマ「龍馬伝」のポスターや
館内の解説パネルでも、しっかりアピールされてます。

三井・住友と並ぶ三大財閥と呼ばれた頃にふさわしく
洋館の外観は実に壮観。
旧岩崎邸庭園に行ってきました。歴史的建造物大好き。
この邸宅の敷地一帯を買ったのが
三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎氏だそうですが
この岩崎氏、坂本龍馬とも親交があったことが
大河ドラマ「龍馬伝」のポスターや
館内の解説パネルでも、しっかりアピールされてます。
三井・住友と並ぶ三大財閥と呼ばれた頃にふさわしく
洋館の外観は実に壮観。
一方、客室や廊下は落ち着いた佇まいで
1階のサンルームや2階のバルコニーとかは
実に日当たりが良く、冬の晴れ日に来たら暖かそう。

山小屋のような撞球室。中には入れないけど
車椅子みたいなベンチに腰掛けて
足を休める人もいます。

館内の撮影は一切不可ですが、復元された壁紙と同じ
植物モチーフがレリーフになった
金唐革紙のしおりが、2枚1組1000円で手に入ります。

壁紙を模した、カードケースにも惹かれたけど
こちらは一個一万円以上!
財閥ゆかりだけに、これにカードを入れておくと
財産を守ってくれそうな気もするけどね。
洋館から渡り廊下で繋がっている和館には
お茶菓子を頂けるスペースがありますが
なんと、小岩井農場も岩崎家が
共同創始者として深く関わっているそうな。
(「小岩井」は、創始者3名の姓の頭漢字に由来)

ひとつ勉強になったところで
小岩井さんのココナッツクッキーを一袋買ってみたよ。
どんな味なんだろう。
私の夏休みはあと4日。
≪ 続きを隠す
1階のサンルームや2階のバルコニーとかは
実に日当たりが良く、冬の晴れ日に来たら暖かそう。
山小屋のような撞球室。中には入れないけど
車椅子みたいなベンチに腰掛けて
足を休める人もいます。
館内の撮影は一切不可ですが、復元された壁紙と同じ
植物モチーフがレリーフになった
金唐革紙のしおりが、2枚1組1000円で手に入ります。
壁紙を模した、カードケースにも惹かれたけど
こちらは一個一万円以上!
財閥ゆかりだけに、これにカードを入れておくと
財産を守ってくれそうな気もするけどね。
洋館から渡り廊下で繋がっている和館には
お茶菓子を頂けるスペースがありますが
なんと、小岩井農場も岩崎家が
共同創始者として深く関わっているそうな。
(「小岩井」は、創始者3名の姓の頭漢字に由来)
ひとつ勉強になったところで
小岩井さんのココナッツクッキーを一袋買ってみたよ。
どんな味なんだろう。
私の夏休みはあと4日。
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2010,09,05 Sun 23:54
たくさんの拍手、そしてちびメタル絵に
嬉しいお言葉、どうもありがとうございます!
さて今日は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで
8/29まで開催中の「ブリューゲル 版画の世界」展に行ってきました。
特にメインビジュアルにもなっている「聖アントニウスの誘惑」や
「七つの罪源」シリーズは
人の愚かさや弱さを主題としているだけでなく
奇怪だけど、妙に可愛らしい怪物たちがいっぱいで
惹きつけられずにいられない。

「聖アントニウスの誘惑」の、でっかい頭の怪物が


「大食」の遠景に建つ風車になってるし。

「怠惰」の中の遠景で、煙をモクモクさせる火山……だと思うけど
なんか場違いなくらい、顔が可愛いなー。
企画展終点の限定グッズ売り場には
上記のポストカードをはじめとして
ストラップ、ガシャポンフィギュア、ペーパーウェイトetc......
と、これら不思議生物たちのグッズが満載。
実にすごいことになってました。
なかでも、我々客人の笑いを誘ったのが
この「傲慢」Tシャツ。

……わたしゃ部屋着用に買っちゃったよォ!!(笑)
ここで、昨日届いたeLioカードを使い
初めてのクレジット決済。
また展示室の方々で、この不思議生物達や人々が
絵の中で動き回る、ユニークなCGムービーが見られるんだけど
これらを収録したDVDまで、ショップで買えるそうな。
なかでも、展示室入り口でバグパイプの曲とともに
上映されてるのが、可愛いんだー♪
この不思議な絵とは別に
以前「魔法 - その歴史と正体 -」という本で見た
錬金術師の「愚行」を描いた絵が
これらと作風が似てるなぁ……と思ったら
その同じ版画も、ブリューゲルの作品として
バッチリ展示されてたのが、ビックリだったなぁ。
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嬉しいお言葉、どうもありがとうございます!
さて今日は、渋谷のBunkamuraザ・ミュージアムで
8/29まで開催中の「ブリューゲル 版画の世界」展に行ってきました。
特にメインビジュアルにもなっている「聖アントニウスの誘惑」や
「七つの罪源」シリーズは
人の愚かさや弱さを主題としているだけでなく
奇怪だけど、妙に可愛らしい怪物たちがいっぱいで
惹きつけられずにいられない。
「聖アントニウスの誘惑」の、でっかい頭の怪物が
「大食」の遠景に建つ風車になってるし。
「怠惰」の中の遠景で、煙をモクモクさせる火山……だと思うけど
なんか場違いなくらい、顔が可愛いなー。
企画展終点の限定グッズ売り場には
上記のポストカードをはじめとして
ストラップ、ガシャポンフィギュア、ペーパーウェイトetc......
と、これら不思議生物たちのグッズが満載。
実にすごいことになってました。
なかでも、我々客人の笑いを誘ったのが
この「傲慢」Tシャツ。
……わたしゃ部屋着用に買っちゃったよォ!!(笑)
ここで、昨日届いたeLioカードを使い
初めてのクレジット決済。
また展示室の方々で、この不思議生物達や人々が
絵の中で動き回る、ユニークなCGムービーが見られるんだけど
これらを収録したDVDまで、ショップで買えるそうな。
なかでも、展示室入り口でバグパイプの曲とともに
上映されてるのが、可愛いんだー♪
この不思議な絵とは別に
以前「魔法 - その歴史と正体 -」という本で見た
錬金術師の「愚行」を描いた絵が
これらと作風が似てるなぁ……と思ったら
その同じ版画も、ブリューゲルの作品として
バッチリ展示されてたのが、ビックリだったなぁ。
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2010,08,08 Sun 23:33
やっと夏本番、晴れの休日になった今日、
前売り券を手に入れながら、悪天候に阻まれて
なかなか足を運べなかった
東京芸術大学大学美術館で開催中の
「シャガール - ロシア・アヴァンギャルドとの出会い -」展を
ようやく見ることができました!

私が中学の頃、美術の教科書で見たことがある
「彼女を巡って」、右上を飛ぶ夫婦の姿が印象的だけど
実は最初の奥様・ベラを病気で亡くし
しばらく絵を描くことが出来なくなったほどの
シャガールの大きな悲しみ、失われた幸せの象徴だったんだね。
モーツァルトの歌劇「魔笛」の舞台衣装のデザイン画。

「彼女を巡って」とともに
ポストカードの一部を撮影したんだけど
この「夜の女王」を含め、本物のデザイン画は
よく見ると、金銀紙や衣装の素材が所々に
コラージュされていて面白いよ。
ところで、この企画展では公式サポーターとして
DAIGOが起用されており、彼の描いた2点の絵も
1階ミュージアムショップの一角に展示されてるんだけど
前売り券を手に入れながら、悪天候に阻まれて
なかなか足を運べなかった
東京芸術大学大学美術館で開催中の
「シャガール - ロシア・アヴァンギャルドとの出会い -」展を
ようやく見ることができました!
私が中学の頃、美術の教科書で見たことがある
「彼女を巡って」、右上を飛ぶ夫婦の姿が印象的だけど
実は最初の奥様・ベラを病気で亡くし
しばらく絵を描くことが出来なくなったほどの
シャガールの大きな悲しみ、失われた幸せの象徴だったんだね。
モーツァルトの歌劇「魔笛」の舞台衣装のデザイン画。
「彼女を巡って」とともに
ポストカードの一部を撮影したんだけど
この「夜の女王」を含め、本物のデザイン画は
よく見ると、金銀紙や衣装の素材が所々に
コラージュされていて面白いよ。
ところで、この企画展では公式サポーターとして
DAIGOが起用されており、彼の描いた2点の絵も
1階ミュージアムショップの一角に展示されてるんだけど
作品解説用の音声ガイドも
阿部知代アナの解説が入った「一般プログラム」と
これにDAIGOのコメントがプラスされた
「DAIGOスペシャルプログラム」を
選んで借りられるのね! どちらも1回500円で。
これまで、この手の音声ガイドは
借りたことがなかったけど
あのDAIGOが、どんなコメントを聞かせてくれるのか
興味に負けて、初めてガイド端末を触りました。
……うわわ、これはすげー楽しい☆
所々に出てくる美術用語に
「DAIGOチェック! 」で解説が入ったり
メインビジュアルにもなっている
「ロシアとロバとその他のものに」など
特に感銘を受けたらしい作品には
「DAIGO's favorite!」で、その感嘆ぶりが伺えたり
これはお試しの価値アリです!
阿部アナの作品解説も、作品の描かれた背景にある
ロシアの歴史の移り変わりや
故郷のロシアや家族を生涯愛した
シャガールの心情のあらわれを
丁寧に伝えてくれます。
前に、国立科学博物館で「もやしもん」とのコラボ企画
「菌類のふしぎ」展が開催されてたとき
「オリゼーくんの声で解説してくれる
音声ガイドがあったら面白いのになぁ」
という意見があったけど
(実際の担当はTBSの女子アナ)
観覧がより楽しめる、有名人の音声ガイドは
バカにできませんね。
今度、他の美術館に行った時も
音声ガイドのキャストをチェックしちゃお。
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阿部知代アナの解説が入った「一般プログラム」と
これにDAIGOのコメントがプラスされた
「DAIGOスペシャルプログラム」を
選んで借りられるのね! どちらも1回500円で。
これまで、この手の音声ガイドは
借りたことがなかったけど
あのDAIGOが、どんなコメントを聞かせてくれるのか
興味に負けて、初めてガイド端末を触りました。
……うわわ、これはすげー楽しい☆
所々に出てくる美術用語に
「DAIGOチェック! 」で解説が入ったり
メインビジュアルにもなっている
「ロシアとロバとその他のものに」など
特に感銘を受けたらしい作品には
「DAIGO's favorite!」で、その感嘆ぶりが伺えたり
これはお試しの価値アリです!
阿部アナの作品解説も、作品の描かれた背景にある
ロシアの歴史の移り変わりや
故郷のロシアや家族を生涯愛した
シャガールの心情のあらわれを
丁寧に伝えてくれます。
前に、国立科学博物館で「もやしもん」とのコラボ企画
「菌類のふしぎ」展が開催されてたとき
「オリゼーくんの声で解説してくれる
音声ガイドがあったら面白いのになぁ」
という意見があったけど
(実際の担当はTBSの女子アナ)
観覧がより楽しめる、有名人の音声ガイドは
バカにできませんね。
今度、他の美術館に行った時も
音声ガイドのキャストをチェックしちゃお。
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2010,07,17 Sat 23:51
昨日、数ヶ月ぶりに「明日の神話」を見たら
以前からつけて欲しいなー、と思っていた
銘文プレートが取り付けられてました☆

鏡のようにツヤツヤで、人が写り込まないように
撮影するのがちとタイヘン(笑)。
作品解説サイトにアクセスできる
QRコードにも、骸骨さんのシルエットが。

この作品を語る、岡本敏子さんの有名な文章も
解説サイトに全文掲載してほしいなぁ。
太郎さんそのひとのような、力強い言葉なのよ。
その後足を運んだ、新宿の摩天楼は
不思議な形も多くて、いつ来ても見てて飽きないぞ。

三角屋根の新宿パークタワー、初めて見たときから
どうも東京都庁に似てるなぁ……と思ったら
どちらも、丹下健三氏の設計だったのね。

ワシントンホテルの窓って、なんでこんなに小さいんだろう。

屋上の空間が気になるこの建物は
代ゼミのビルらしい。
歩き回ったあとは、宮崎への応援を込めて
アンテナショップ「KONNE」で
黒豚角煮定食と日向夏シャーベットを頂き
地鶏の炭火焼きに黒豚ベーコン、
日向夏バウムクーヘンを買いました。

今度新宿に行くことがあったら、次は肉巻きおにぎりを
おみやげに買うんだいっ。
以前からつけて欲しいなー、と思っていた
銘文プレートが取り付けられてました☆
鏡のようにツヤツヤで、人が写り込まないように
撮影するのがちとタイヘン(笑)。
作品解説サイトにアクセスできる
QRコードにも、骸骨さんのシルエットが。
この作品を語る、岡本敏子さんの有名な文章も
解説サイトに全文掲載してほしいなぁ。
太郎さんそのひとのような、力強い言葉なのよ。
その後足を運んだ、新宿の摩天楼は
不思議な形も多くて、いつ来ても見てて飽きないぞ。
三角屋根の新宿パークタワー、初めて見たときから
どうも東京都庁に似てるなぁ……と思ったら
どちらも、丹下健三氏の設計だったのね。
ワシントンホテルの窓って、なんでこんなに小さいんだろう。
屋上の空間が気になるこの建物は
代ゼミのビルらしい。
歩き回ったあとは、宮崎への応援を込めて
アンテナショップ「KONNE」で
黒豚角煮定食と日向夏シャーベットを頂き
地鶏の炭火焼きに黒豚ベーコン、
日向夏バウムクーヘンを買いました。
今度新宿に行くことがあったら、次は肉巻きおにぎりを
おみやげに買うんだいっ。
2010,06,04 Fri 09:41
ぱちぱち拍手、そして久々のグラディウス絵へのご感想、
どうもありがとうございます!
9日の話ですが、以前から楽しみしていた
演劇実験室◎万有引力の公演
「くるみわり人形」を見に行ってきました!
ちなみに、この日が公演最終日。
ちょっと長いので、記事を折り畳むよ。
笹塚ファクトリーへの入場時、チケットに印字された
整理番号順に並びますが
お客さんが思いの外多くてビックリ。
前後合わせて、100人以上は並んでいたなぁ。
入場してすぐ、舞台に置かれたクローゼットや
歯車の書き割りが、目に飛び込んでくるとともに
音楽をバックに「21......J O......6673......」などと
何かの呪文のような声が、照明が落とされるまで繰り返され
開演前からすでに、古い書物を見るような
怪しげな世界が始まってました。
この舞台は、ホフマンの小説「砂男」と
チャイコフスキーのバレエ曲でも有名な
やはりホフマンの創作童話
「くるみわり人形」をベースにしており
主人公の少女・クララが
夢の中で手当てしたはずのくるみわり人形が
彼女の目覚めのあとも、包帯を巻かれていたことから
ドロッセルマイヤーおじさんとともに
夢と現実が交錯する、不思議な旅に出ます。
そのクララ達が立ち寄る国のお城には
ネズミ駆除(=大虐殺)の復讐として
お姫様に呪いをかけたネズミ達一家が
隠れ住んでいますが
お城の台所に置かれたクリームに
興味津々ながら、毒の可能性を警戒して
ネズミ達の誰も手をつけたがらず
なんと、前列のお客さんに毒味 (!) をしてもらい
そのお客さんをいぢるくだり、あれにはみんな大笑い。
毒味後のクリームは、ネズミ一家に美味しく食べられましたが
わかってらっしゃるお客さんが、毒に中ったそぶりを見せたら
ネズミ達、どんな反応を見せてくれるんだろうね。
旅の途中、クララが看板男さんのタバコに
マッチで火をつけてあげた直後
暗転した舞台のあちこちで
マッチの明かりが灯り、踊り、消える中で
力強い合唱曲が歌われたときは
ウテナの「寓意・寓話・寓エスト」みたいな曲を
一度舞台の上で、生で聴いてみたいという
願いが叶ったようで、すごく感激!
物語の終りに、カーテンコールがわりに衣装を外し
この話にまつわる、寺山修司の言葉を
次々と叫ぶ、役者さん達の姿は
「劇団所属の役者」というより、まるで寺山修司その人が
何人もそこにいるんじゃないか、と思うほど力強い。
何人もの寺山修司……ってあのお面イベントじゃないぞっ。
万有引力の舞台は、見る人を選びそうな印象があったけど
私はたぶん、リピーター予備軍。
そのうち寺山修司の本にも手を出すだろーなぁ。
終演後、さっそく万有引力の過去作品に使われた
劇中歌CDを3組買い
今はJ・A・シーザーの呪術的な歌の世界に
ますますハマってます。
そのうち「万有引力 Vol.1」1枚目収録の
「財産目録」という歌、なんか笑いがこみあげてくるー。
最初の「♪ね~じゅみ~(注 : ねずみ)」の歌い出しとか
歌のバックで「執事ー、撃て、撃て、撃て、うてえぇ~!!」などと
甲高い必死声で絶叫するところとかねー。
「くるみわり人形」もCD化される予定らしいので
こちらも出たら買っちゃうつもり。
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どうもありがとうございます!
9日の話ですが、以前から楽しみしていた
演劇実験室◎万有引力の公演
「くるみわり人形」を見に行ってきました!
ちなみに、この日が公演最終日。
ちょっと長いので、記事を折り畳むよ。
笹塚ファクトリーへの入場時、チケットに印字された
整理番号順に並びますが
お客さんが思いの外多くてビックリ。
前後合わせて、100人以上は並んでいたなぁ。
入場してすぐ、舞台に置かれたクローゼットや
歯車の書き割りが、目に飛び込んでくるとともに
音楽をバックに「21......J O......6673......」などと
何かの呪文のような声が、照明が落とされるまで繰り返され
開演前からすでに、古い書物を見るような
怪しげな世界が始まってました。
この舞台は、ホフマンの小説「砂男」と
チャイコフスキーのバレエ曲でも有名な
やはりホフマンの創作童話
「くるみわり人形」をベースにしており
主人公の少女・クララが
夢の中で手当てしたはずのくるみわり人形が
彼女の目覚めのあとも、包帯を巻かれていたことから
ドロッセルマイヤーおじさんとともに
夢と現実が交錯する、不思議な旅に出ます。
そのクララ達が立ち寄る国のお城には
ネズミ駆除(=大虐殺)の復讐として
お姫様に呪いをかけたネズミ達一家が
隠れ住んでいますが
お城の台所に置かれたクリームに
興味津々ながら、毒の可能性を警戒して
ネズミ達の誰も手をつけたがらず
なんと、前列のお客さんに毒味 (!) をしてもらい
そのお客さんをいぢるくだり、あれにはみんな大笑い。
毒味後のクリームは、ネズミ一家に美味しく食べられましたが
わかってらっしゃるお客さんが、毒に中ったそぶりを見せたら
ネズミ達、どんな反応を見せてくれるんだろうね。
旅の途中、クララが看板男さんのタバコに
マッチで火をつけてあげた直後
暗転した舞台のあちこちで
マッチの明かりが灯り、踊り、消える中で
力強い合唱曲が歌われたときは
ウテナの「寓意・寓話・寓エスト」みたいな曲を
一度舞台の上で、生で聴いてみたいという
願いが叶ったようで、すごく感激!
物語の終りに、カーテンコールがわりに衣装を外し
この話にまつわる、寺山修司の言葉を
次々と叫ぶ、役者さん達の姿は
「劇団所属の役者」というより、まるで寺山修司その人が
何人もそこにいるんじゃないか、と思うほど力強い。
何人もの寺山修司……ってあのお面イベントじゃないぞっ。
万有引力の舞台は、見る人を選びそうな印象があったけど
私はたぶん、リピーター予備軍。
そのうち寺山修司の本にも手を出すだろーなぁ。
終演後、さっそく万有引力の過去作品に使われた
劇中歌CDを3組買い
今はJ・A・シーザーの呪術的な歌の世界に
ますますハマってます。
そのうち「万有引力 Vol.1」1枚目収録の
「財産目録」という歌、なんか笑いがこみあげてくるー。
最初の「♪ね~じゅみ~(注 : ねずみ)」の歌い出しとか
歌のバックで「執事ー、撃て、撃て、撃て、うてえぇ~!!」などと
甲高い必死声で絶叫するところとかねー。
「くるみわり人形」もCD化される予定らしいので
こちらも出たら買っちゃうつもり。
≪ 続きを隠す
2010,05,11 Tue 22:11